【山からのお届け物】ふるさと便(年間)
¥5,500
定期便の商品
毎月1回のお届け予定です。
※価格は1回分の価格になります。
山の季節を、一緒に暮らす。
みたき園のふるさと便は、
山の一年を、そのままご自宅へお届けする定期便です。
春の芽吹き。
夏の木陰を渡る風。
秋の実り。
冬の静けさ。
その時、その山にあるものを、
私たちが一つひとつ選び、箱いっぱいに詰めてお届けします。
⸻
このふるさと便は、
まだ「お取り寄せ」という言葉が今ほど身近ではなかった頃、
みたき園の女将が始めました。
「みたき園へ行きたいけれど、なかなか行けない。」
「遠く離れていても、この山の季節を感じていたい。」
そんなお客様の声から生まれた、小さな山のお便りです。
それから何十年。
毎月届く箱を楽しみに、
長く続けてくださるお客様がたくさんおられます。
「今月は何が届くかな。」
「みたき園が選んでくれたものなら楽しみ。」
そんな言葉をいただくたび、
私たちはまた山へ向かいます。
⸻
山では、
カレンダーより先に季節が教えてくれます。
雪解け水が流れ始めたら春。
新緑の色が少しずつ濃くなったら初夏。
笹が伸びたら笹巻きの季節。
合歓(ねむ)の花が咲いたら夏本番。
赤とんぼが飛び始めたら秋の入口。
風が変われば、
もう冬支度です。
私たちは、
そんな山の暦の中で暮らしています。
⸻
春になると、
山へ蕗のとうを摘みに出かけます。
まだ小さかった双子の娘たちは、
小さな蕗のとうを手のひらにのせて、
「土の中で、パパとママが可愛がってくれていたんだね。」
と話してくれました。
山の恵みは、
採るものではなく、
大切に受け取るもの。
その言葉を聞いたとき、
子どもたちの方が山のことをよく知っているのかもしれない、と感じました。
私たちは、
そんな気持ちも一緒に、
この箱へ詰めています。
⸻
箱の中には、
季節の食材だけではなく、
その季節に摘んだ小さな野の花を添えています。
その一輪があるだけで、
山の風や空気まで一緒に届くような気がするからです。
⸻
自然が相手だから、
毎年同じものをお届けできるとは限りません。
雨が多い年。
雪が深い年。
暑さの厳しい年。
天候によって内容が変わることもあります。
けれど、それも山の暮らし。
その年、その日、その山で、
いちばん美味しいもの。
いちばん届けたいもの。
私たちが心を込めて選び、お届けします。
だからこそ、
毎年少しずつ違う景色があり、
毎年違う思い出があります。
⸻
このふるさと便で届けたいのは、
食べものだけではありません。
季節を待つ楽しみ。
自然とともに暮らす豊かさ。
誰かを想って食卓を囲む時間。
山を思い出すひととき。
そんな、
目には見えない贈りものも、
一緒にお届けできたら嬉しく思います。
⸻
小さき花を愛でるように。
一年間、
みたき園の季節を一緒に歩く仲間になっていただけたら。
春を待ち。
夏を迎え。
秋の実りを喜び。
冬には静かな山の暮らしを想う。
そしてまた、
「今年も始まったね。」
「また来年。」
そんな言葉を交わしながら、
一年を重ねていけたら。
それが、私たちの何よりの喜びです。
山の季節を、心を込めてお届けします。
⸻
四月 春待ち便
― 雪解け水が教えてくれる春 ―
長い冬が終わり、
山に積もっていた雪が少しずつ姿を消していきます。
雪解け水が流れる音は、
一年でいちばん澄んだ春の音。
その音を聞くたび、
「あぁ、今年も春が来たな。」
と胸があたたかくなります。
まだ山は新緑ではありません。
霞がかった景色の中に、
よもぎの緑。
蕗の葉。
小さな芽吹きが、
あちらこちらに顔を出します。
山を歩きながら、
「今年もここに蕗があった。」
そんなことを思い出す時間も、
春の楽しみです。
春を待ちわびた山から、
一番最初の贈りものをお届けします。
⸻
お届けするもの
・山菜天ぷらセット(天粉・岩塩付)
・新よもぎもち
・石臼挽ききな粉
・桜の塩ようかん
・おたのしみ一品
・野の花
⸻
五月 山菜便
― 新緑は、毎日少しずつ色を変える ―
五月の山は、
一年でいちばん美しい季節かもしれません。
冬を越えた木々が、
それぞれ違う色で芽吹きます。
淡い黄緑。
若草色。
深い緑。
毎日少しずつ色を重ねながら、
山全体が鮮やかな緑へと変わっていきます。
その景色を見ていると、
「もうすぐ夏が来る。」
そんなことを、
山が教えてくれます。
この頃は、
山菜も一年で最も賑やかな季節。
朝、山へ入り、
その日いちばん美味しい恵みを探します。
自然が育ててくれた旬を、
どうぞお楽しみください。
⸻
お届けするもの
・春の山菜芽吹きセット三種
(すずこ・わらび・きゃらぶき・ぎぼうしなど、その時期の山菜)
・辛子黄味噌
・山椒味噌
・季節の煮物
・抹茶ようかん
・野の花
⸻
六月 旧暦端午便
― 笹がいちばん美しい日を待つ ―
六月になると、
山では笹がぐんぐん伸び始めます。
一雨降るたびに、
昨日より少し大きくなる笹。
私たちは毎日山へ入り、
「もう少しかな。」
「明日がちょうどいいかな。」
そんなふうに、
笹を摘みに行く日を決めています。
みたき園では、
今も旧暦の端午の節句を大切にしています。
新緑の山には、
旧暦のほうがよく似合うからです。
もう一つ、
この季節の大切な仕事があります。
それが、お茶摘み。
冬の間に茶畑の草を刈り、
一年かけて育てた新芽を、
一枚一枚丁寧に摘み取ります。
山が一年かけて育てた初夏の香りを、
どうぞお楽しみください。
⸻
お届けするもの
・笹巻き
・自家製手もみ新茶
・クインス製琥珀糖
・おたのしみ一品
・野の花
・菖蒲湯用の菖蒲とよもぎ
⸻
七月 夏の食すすめ便
― 合歓の花が咲いたら、夏本番 ―
山で暮らす先輩が、
こんなことを教えてくれました。
「合歓(ねむ)の花が満開になる頃が、一番しんどいぞ。」
若い頃は半信半疑でしたが、
毎年その季節になると、
その言葉を思い出します。
暑さにまだ身体が慣れていない頃。
年々厳しくなる夏の入口です。
だから昔から山では、
梅干しや漬物、
味噌などを上手に取り入れながら、
身体をいたわってきました。
「塩を摂る。」
それはただ塩辛いものを食べることではなく、
季節と付き合う知恵。
自然の中で暮らしてきた人たちの、
やさしい工夫でした。
暑い夏を元気に過ごせますように。
そんな願いを込めて、
山の食卓からお届けします。
⸻
お届けするもの
・お茶づけセット(梅干し・らっきょう・漬物)
・醤油糀
・おたのしみ一品
・野の花
⸻
八月 お盆便
― 村に、灯りがともる頃 ―
八月になると、
山には少しずつ秋の気配が混じり始めます。
けれど、その前に訪れるのが、お盆。
それぞれの場所で暮らす人たちが、
ふるさとへ帰ってくる季節です。
村のあちらこちらに灯りがともり、
久しぶりの笑い声が聞こえてきます。
子どもの頃から踊ってきた盆踊り。
祭囃子が聞こえると、
今でも身体が自然と弾みます。
「もう少し踊っていたい。」
そんな気持ちは、大人になった今も変わりません。
家族と過ごす時間。
ふるさとを思い出す時間。
そしてまた、
それぞれの日常へ帰っていく。
お盆が過ぎると、
山にはたくさんの赤とんぼが飛び始めます。
季節は静かに、
秋へ向かっています。
⸻
九月 お月見便
― 星が近づく夜 ―
昼間はまだ夏の名残があります。
それでも、
空は少しずつ高くなり、
朝晩の風に秋の冷たさを感じるようになります。
この頃になると、
山へすすきを採りに出かけます。
でも、すぐには摘みません。
穂がまっすぐなら、
「まだ少し早いね。」
あと一日。
もう少しだけ。
そんなふうに、
山と相談しながら待ちます。
夜になると、
空気が澄み、
星が驚くほど近く感じられます。
月を眺めながら、
実りの秋に感謝する。
そんな季節です。
⸻
十月 秋の実り便
― 山が一年でいちばん賑わう季節 ―
山は赤や黄色に色づき、
紅葉が一年でいちばん美しい季節を迎えます。
そして、みたき園も一年でいちばん賑わう季節。
毎日が日曜日のように、
たくさんのお客様をお迎えします。
「きれいだった。」
「また来るね。」
そんな言葉を聞きながら過ごす毎日は、
私たちにとって何より嬉しい時間です。
山の恵みも実り、
新米やきのこが食卓を彩ります。
実りの秋を、
どうぞお楽しみください。
⸻
十一月 とっとり秋の味覚便
― 「また来年」が聞こえる季節 ―
秋が深まり、
朝には霜が降り始めます。
囲炉裏の火が、
何よりありがたく感じられる頃。
この頃になると、
お客様ともこんな挨拶を交わします。
「良いお年を。」
「また来年。」
少し早いけれど、
私たちにとっては、
この十一月が今年最後の営業。
嬉しさと、
少しの寂しさを胸に、
冬籠りの準備が始まります。
⸻
十二月 お正月便
― 「今年もありがとう」を包んで ―
今年も、
本当にありがとうございました。
そんな気持ちを込めて、
最後のふるさと便をお届けします。
今年もよく頑張りました。
きっと、
今年もこれまでで一番いい一年でした。
そして、
来年はもっと素敵な一年になりますように。
そんな願いを込めて、
お餅をつき、
お正月の支度を整えます。
お客様も、
どうぞ良いお年をお迎えください。
ふるさと便を送り終えたら、
私たちも束の間の冬休みに入ります。
⸻
一月 節分便
― 雪の中で、春の支度が始まる ―
外は一面の雪。
けれど、
山の暮らしは止まりません。
冷たい川で栃の実をさらし、
何日もかけて灰汁を抜く。
囲炉裏では竹炭を焼き、
味噌づくりの準備も始まります。
冬は、
静かな季節。
でも、
一年でいちばん手仕事が進む季節でもあります。
春はまだ遠いけれど、
山ではもう、
春への準備が始まっています。
⸻
二月 雛まつり便
― お日さまが、少しだけ近づく頃 ―
雪はまだ深く残っています。
毎日糀を育て、
味噌を仕込みながら過ごす冬の日々。
でも、
少しずつ日差しが強くなる頃になると、
座布団を洗い、
一枚一枚糊をつけ、
外へ干します。
雪景色の中のお日さまは、
何よりありがたい贈りもの。
そして私たちは、
もうすぐ始まる春を思います。
またお客様に会える。
その日が待ち遠しくてたまりません。
⸻
三月 健康一番便
― 春の風が、新しい一年を連れてくる ―
山では、
春は風が教えてくれます。
昨日より少し暖かい風。
土の匂い。
光のやわらかさ。
「春が来る。」
それは本当によく分かるのです。
みたき園では、
三月は一年の終わり。
そして四月は、
新しい一年の始まりです。
大晦日のような緊張と、
新年のような希望。
その両方を胸に、
今年も開園の日を迎えます。
⸻
山からのお便りについて
■ 価格
5500円(税込)/月
山の季節を気軽に楽しんでいただける、
3-4名さまのご家庭向け定期便です。
■ 送料について
ふるさと便単独でのご注文は、別途送料を頂戴しております。
原則としてクール便でお届けいたします。
送料は1,500円/月
北海道・沖縄および離島はプラス1,000円となります。
また、定番商品との同梱も承っております。
定番商品と合わせてお買い上げ合計10,000円以上の場合は、送料無料となります。
(送り先は、1箇所に限ります)
⸻
⸻
■ 発送について
毎月25日前後に発送しております。
お申し込みは毎月15日までにお願いいたします。
ただし、
* 8月便はお盆前(8月12日頃)
* 9月便は十五夜
に合わせて発送するため、年によって発送日が前後いたします。
また、自然の恵みをお届けしておりますので、
天候や収穫状況により発送日や内容が変更となる場合がございます。
どうぞ、山の季節とともにお待ちいただけましたら幸いです。
⸻
■ 定期便について
定期便のお休みをご希望の場合は、
発送月の15日までにご連絡ください。
その月から中断していただけます。
⸻
最後に
一年間、みたき園の季節を一緒に歩く仲間になっていただけたら嬉しく思います。
小さき花を愛でるように。
また春になったら。
また山で。
また一年。
山の季節を、心を込めてお届けします。
みたき園が、皆さまの暮らしに、
そっと寄り添う場所であり続けられますように。
-
レビュー
(2)
- レビュー(2)
¥5,500
